「東北六県中間支援組織等による相互防災協力協定」締結についてのご報告
令和5年3月11日に東北六県における防災協定を締結いたしましたことを報告いたします。
東北六県とは青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島の六県を指します。文化的なつながりの強い東北六県において、減災・防災力の向上を図り、協力体制構築を実現しようというものです。
この協定の趣旨として、東北六県において大規模な災害(地震、風水害、豪雪等)の発生または発生が予測される場合に、東日本大震災の被災者支援を行ってきた中間支援団体等がこれまでの支援活動により得た知見を活かし、速やかな応急・復旧対策の支援を実施いたします。
また、行政や地域における平常時の減災・防災力の向上を図ることについて、相互に協力するための必要なことを定めるものとします。
この協定での協力要請の内容として、災害時における情報共有、協力・支援すること、減災や防災の啓発に関することのほか、特に要請があった事項が掲げられます。東日本大震災から12年が経過した今、東北六県での協定締結という新しい価値が生まれました。今後も継続的に東北の復興のその先を目指し、相互の協力体制の構築に取り組んでまいります。