【実施報告】東北六県ROLLフォーラム 東北のこれから~市民レベルのつながりに向けて~

東北六県ROLLフォーラム
東北のこれから~市民レベルのつながりに向けて~

令和4年3月11日に「東北六県ROLLフォーラム 東北のこれから~市民レベルのつながりに向けて~」をオンラインで開催し、46名の方にご参加いただきました。

研究会報告

・「東日本大震災被災地におけるコーディネーションのメカニズム」
・「コーディネーターの意義や価値、被災地で得た学びについての共有」

東日本大震災の被災地におけるコーディネーションの状況の整理とメカニズムを、コーディネーター分科会、ネットワーク分科会、ハブ分科会の3つの分科会を設け検証を行いました。また、各分科会の成果を持ち寄り全体会としての考えをまとめ、研究会としての提案についてご報告させていただきました。

東日本大震災以前から地域の中でコーディネーション機能を担っていた方がおり、そういった方々が持っているネットワーク体は存在していました。ただそれらのネットワーク体は必ずしも結節しておらず、それぞれのつながりの中で存在していました。しかし、東日本大震災以降、災害対応や震災復興の取り組みが起き、被災者と支援者または支援者同士のネットワークを横断するようなコーディネーションが行われてきました。ネットワーク同士が有機的につながった結果として拡大したという状況があり、そういった拡大した社会ネットワークの中に結節点となる人(=ハブ)が点在することにより、地域内外のアクセスポイントとして機能していたということが整理できました。現段階での提案として、地域の社会ネットワークの拡大に資するコーディネーターやネットワーク体の設置に向けた人的、財的な投資が大事ではないかというように考えています。

ディスカッション

<登壇者>
・斉藤雅美さん(NPO法人あおもりNPOサポートセンター)
・畠山順子さん(NPO法人あきたパートナーシップ)
・高橋由和さん(おきたまネットワークサポートセンター)
・葛巻 徹さん(NPO法人いわて連携復興センター)
・木村正樹さん(一般社団法人みやぎ連携復興センター)
・天野和彦さん(一般社団法人ふくしま連携復興センター)

東北六県の各県で中間支援に取り組んでいらっしゃるみなさんでディスカッションを行いました。岩手、宮城、福島の三県からは東日本大震災被災後のNPO等の活動状況に共有いただき、青森、秋田、山形の三県からは地域の現状、課題、今後の展望について共有いただきました。また、「東北六県ROLL宣言」として、ここからともに協議を進めていくことを確認し合いました。

「東北六県ROLL宣言~市民レベルのつながりに向けて~」
 私たちは本シンポジウムにおいて、東北で活動するわたしたちが団体としての意志を持ち、それぞれの背景のもとで活動する事について、互いに尊重し合うことを確認した。その上で、これまでの活動を通じて培われた知見や人材の共有を行い、豊かな東北の実現に向けて取り組む必要性と重要性について共通の認識がなされた。
 私たちは、本シンポジウムを契機として、今後、東北六県で市民活動における協働のプラットフォーム「東北六県ROLL」構築に向け協議を開始することを宣言する。

本フォーラムをきっかけとして、東北六県による協働のプラットフォーム構築に向け、みちのく復興・地域デザインセンターとして取り組んでまいります。

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※本フォーラムは令和3年度復興庁被災者支援コーディネート事業の一環で実施いたしました。