【令和5年度 3県合同シンポジウムのお知らせ】 紡ぐ〜13年目を迎えた被災地、変化する被災者支援〜

【令和5年度3県合同シンポジウムのお知らせ】
紡ぐ〜13年目を迎えた被災地、変化する被災者支援〜

東日本大震災及び東京電力福島第一原発事故から、今年で13年目となります。

今回のシンポジウムでは、岩手県・宮城県・福島県の被災3県における、被災地の自立・地方創生のモデルとなる復興の実現に向けた活動取組を共有し、様々な活動主体の取組共有を経て、現在残された課題と、課題解決のために必要なアクションを議論します。

【内容】

今回の開催では、岩手県・宮城県・福島県の県ごとに分科会を設け、分科会ごとに設定したテーマに沿って、地域の復興や被災者支援の状況・取組について共有や議論を行います。また、「被災3県の被災地で現在残された課題」を「乗り越えるために必要なアクション」について登壇する方々からコメントをいただきます。
全体会では、各分科会で議論した課題やアクションについて共有し、安心・安全な地域を未来へ紡ぐために、現在残された課題に対して今後どのようなアクションが必要になるのか意見交換を行います。
なお、分科会・全体会ともに、登壇者として東日本大震災からの復興において活動されている支援者や3県の各地で活動している方々をお呼びしております。

<分科会1:宮城県>
《被災者から地域の担い手に〜当事者主体の実現に向けて~》
復興支援から平時の地域支援への移行が求められる中、被災者や地域住民をエンパワーし、地域の課題解決力を高める取り組みをしている事例をもとに、支援における関係性や活動において大切にしてきた視点をふりかえり、今後の支援のあり方を考えます。

<分科会2:福島県>
《時系列で振り返る、支援体制の変化と今後の課題》
復興公営住宅を背景に、発災から現在までの被災者支援の変化を支援者と避難者の両視点から振り返るとともに、現在の課題をふまえ、今後の被災者支援について話し合います。

<分科会3:岩手県>
《復興の過程で様々な支援や主体をつなぐ「コーディネーター」その役割と効果について深堀する》
被災者支援から地域課題解決へと移行していく中で、岩手のNPOとコーディネーターは、どのように岩手の課題に挑んでいくのかについて、NPOとコーディネーターの両者の話から深掘します。

<全体会>
《「被災3県の被災地で現在残された課題」を「乗り越えるために必要なアクション」について》

各分科会を経て、被災3県の被災地で13年目の今、残された課題は何か、それらの課題を乗り越え、安心安全な地域を紡ぐために今後どのようなアクションが必要かについて議論します。

【実施概要】

日   時:11月13日(月) 12時30分~16時15分(3時間45分)
                  ※シンポジウム終了後16時25分から任意参加の交流会開催
参加形態:会場・オンライン併用開催
                   会場 / いわて県民情報交流センター(アイーナ) 8階 804(B)
                               〒020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7番1号
                   オンライン /  Zoom
対   象:今後も東日本で活動する方・今後大規模災害の発生が想定される地域の方
参加人数:100名程度
参 加 費:無料

【当日プログラム】

時間

プログラム内容

12:30~12:45(15)

開会
◆開会挨拶(5分)
◆復興庁から挨拶(5分)
◆趣旨説明と各分科会予告(5分)

12:45~12:50(5)

転換

12:50~13:40(50)

【分科会1】担当:みやぎ連携復興センター

《被災者から地域の担い手に〜当事者主体の実現に向けて~》
復興支援から平時の地域支援への移行が求められる中、被災者や地域住民をエンパワーし、地域の課題解決力を高める取り組みをしている事例をもとに、支援における関係性や活動において大切にしてきた視点をふりかえり、今後の支援のあり方を考える。

〈登壇者〉
荒木 裕美 氏 /特定非営利活動法人ベビースマイル石巻 代表理事
真壁 さおり 氏 / 社会福祉士 (進行)

〈タイムスケジュール〉
◆ゲストによる事例発表(20分)
◆進行役からの質問と回答(15分)
◆フロアへの投げかけと質疑(10分)
◆まとめ(5分)

13:40~13:45(5)

転換

13:45~14:40(55)

【分科会2】担当:ふくしま連携復興センター

《時系列で振り返る、支援体制の変化と今後の課題》
復興公営住宅を背景に、発災から現在までの被災者支援の変化を支援者と避難者の両視点から振り返るとともに、現在の課題をふまえ、今後の被災者支援について話し合う。

〈登壇者〉
田村 智則 氏 / 二本松石倉団地 自治会長
佐藤 正則 氏 / 福島県社会福祉協議会
鵜沼 英政 氏 / NPO法人みんぷく 理事

〈タイムスケジュール〉

◆分科会趣旨説明&支援側である社協とNPOの支援変化について 各15分×2(30分)
◆復興公営住宅自治会長も交えて今の課題についてと今後の被災者支援についてトークセッション(20分)

14:40~14:45(5)

転換

14:45~15:35(50)

【分科会3】担当:いわて連携復興センター

《復興の過程で様々な支援や主体をつなぐ「コーディネーター」その役割と効果について深堀する》
被災者支援から地域課題解決へと移行していく中で、岩手のNPOとコーディネーターは、どのように岩手の課題に挑んでいくのか?NPOとコーディネーターの両者の話から深掘する。

〈登壇者〉
五十嵐 幸太 氏 / 大槌町社会福祉協議会
松永 いづみ 氏 / NPO法人吉里吉里国

〈タイムスケジュール〉
◆分科会 1の趣旨説明・登壇者紹介(5分)
◆NPOの活動紹介、コーディネーターとの出会い、そこから生まれたもの(10分)
◆コーディネーターの活動紹介、NPOとの出会い、そこからつなげたもの(10分)
◆深掘する!(17分)
◆全体会に向けた問い(8分)

15:35~15:40(5)

転換

15:40~16:10(30)

【全体会】担当:みちのく復興・地域デザインセンター
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

《「被災3県の被災地で現在残された課題」を「乗り越えるために必要なアクション」について》
各分科会を経て、被災3県の被災地で13年目の今、残された課題は何か?それらの課題を乗り越え、安心安全な地域を紡ぐために今後どのようなアクションが必要か?について議論する。

〈登壇者〉
木村 正樹 氏 / みやぎ連携復興センター 代表理事
天野 和彦 氏 / ふくしま連携復興センター 代表理事
葛巻 徹 氏 / いわて連携復興センター 代表理事
栗田 暢之 氏 / 東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人

〈タイムスケジュール〉
◆各分科会の「現在残された課題」の共有(5分)
◆残された課題をどう乗り越えていくか(どのようなアクションが必要か)について議論(20分)
◆まとめ(5分)

16:10~16:15(5)

閉会
◆閉会挨拶(5分)

16:25~17:30(65)

【交流会】(任意参加)

《「私が思う今後の復興に必要なアクション」をフリートークしましょう!》

【登壇者プロフィール】

〔分科会1〕担当:みやぎ連携復興センター

  • 荒木 裕美 氏 /特定非営利活動法人ベビースマイル石巻 代表理事
    • 東日本大震災直後に当事者が中心になり子育て支援団体「NPO法人ベビースマイル石巻」を立ち上げ活動。2018年より「いしのまき子どもセンターコンソーシアム」を立ち上げ児童館の指定管理運営を行うなど、子ども子育て支援の実践を行う。
  • 真壁 さおり 氏 / 社会福祉士 (進行)
    • せんだい・みやぎNPOセンター、 みやぎ連携復興センターを経て、宮城県サポートセンター支援事務所にて、県内外の被災者支援従事者のバックアップとネットワーク構築支援を行う。現在、フリーランス社会福祉士として活動。

〔分科会2〕担当:ふくしま連携復興センター

  • 田村 智則 氏 / 二本松石倉団地 自治会長
    • 浪江町出身。東日本大震災及び原発事故の影響により、浪江町が「緊急時避難準備区域」に設定されたため、二本松市に避難し安達運動場応急仮設住宅に入居。その後、二本松市の復興公営住宅石倉団地に入居。平成30年から石倉団地自治会会長を務めている。また、県北方部復興公営住宅親睦会副会長も兼任。
  • 佐藤 正則 氏 / 福島県社会福祉協議会
    • 1995年福島県社協入職。東北福祉大学卒業後、福島県社協入職により地域福祉(日常生活自立支援事業等)、施設部会協議会(高齢・障がい・児童)、総務企画、人材研修、生活困窮者自立支援事業(主任相談支援員、家計改善支援員)等の職務を経験し、2021年~現在まで地域福祉課 主幹兼避難者生活支援・相談センター長を務めている。
  • 鵜沼 英政 氏 / NPO法人みんぷく 理事
    • 福島県いわき市出身。東日本大震災をきっかけに2012年に東京からUターン。6月に設立したみんぷく(旧称:3.11被災者を支援するいわき連絡協議会)へ入職。2015年12月、NPO法人みんぷく理事・事務局長就任。福島県の委託事業で県内の復興公営住宅にコミュニティ交流員を配置している。

〔分科会3〕担当:いわて連携復興センター

  • 五十嵐 幸太 氏 / 大槌町社会福祉協議会
    • 平成26年4月大槌町社会福祉協議会へ入職。生活支援相談員として被災者支援に従事。住民の住まいが災害公営住宅への移行していくなか、被災者支援と並行し、自治会設立支援や地域づくりなど、福祉視点やテーマ型のコミュニティ形成支援を行う。
  • 松永 いづみ 氏 / NPO法人吉里吉里国
    • 2012年岩手県釜石市復興支援員に着任したことをきっかけに移住。NPO法人吉里吉里国には2017年から携わり、2023年に理事長を継承。2021年~復興庁CDN事業の調整員を担い、地域コーディネーターとして人と人を繋いでいる。

〔全体会〕担当:みちのく復興・地域デザインセンター/東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

  •  木村 正樹 氏 / みやぎ連携復興センター 代表理事
    • 宮城県東松島市在住。NPO支援とコミュニティ支援活動を行い、現在に至るまで様々なNPO団体で役職を担う。2016年から現職。2019年3月より一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター 共同代表。
  • 天野 和彦 氏 / ふくしま連携復興センター 代表理事
    • 福島県須賀川市在住。避難者数が福島県内最大といわれた「ビッグパレットふくしま避難所」の県庁運営支援チームの責任者を務めた。2017年から現職。みちのく復興・地域デザインセンター共同代表。
  •  葛巻 徹 氏 / いわて連携復興センター 代表理事
    • 岩手県花巻市在住。2011年4月にいわて連携復興センターを岩手県内の中間支援NPO数団体で立ち上げ、理事・事務局長となる。2017年から現職。2019年3月より 一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター共同代表。
  • 栗田 暢之 氏 / 東日本大震災支援全国ネットワーク 代表世話人
    • 1995年阪神淡路大震災を契機に設立したNPO法人レスキューストックヤード代表理事を務める。2011年東日本大震災を受け、NPOセクターの連携と息の長い支援の必要性を呼びかけてJCNを設立し現在に至る。

【主催】

特定非営利活動法人 いわて連携復興センター
一般社団法人 みやぎ連携復興センター
一般社団法人 ふくしま連携復興センター
一般社団法人 みちのく復興・地域デザインセンター
東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

【後援】

岩手県
宮城県
福島県

【チラシ】

令和5年度3県合同シンポジウム_チラシ/FAX申込書

【申し込み】

申込フォーム  または FAX申込よりお申し込みください。
(FAX申込の場合、チラシ添付の申込用紙に必要事項を記入いただきお送りください。)
※申込期限:11月9日(木)18:00
※Facebookページで「参加予定」を表明いただいた方も、申込フォームまたはFAXでのお申込をもって申込完了となります、よろしくお願い申し上げます。

【お問い合わせ】

一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター
電話番号:022-797-6708 
FAX  :022-797-6788
メールアドレス:info@michinoku-design.org
担当者:太田、平間
※弊法人よりお送りしているご案内メールにつきまして、迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性もございますので、大変お手数ではございますがご確認のほどお願い申し上げます。

本事業は令和5年度復興庁被災者支援コーディネート事業により実施しております。