【実施報告】第6回災害時の連携を考える全国フォーラム(主催:JVOAD)分科会セッション4-G:東北六県防災に取り組む担い手の交流会

第6回災害時の連携を考える全国フォーラム(主催:JVOAD)
分科会セッション4-G:東北六県防災に取り組む担い手の交流会

【実施報告】第6回災害時の連携を考える全国フォーラム(主催:JVOAD)

令和4年5月13日(金)に「第6回災害時の連携を考える全国フォーラム(主催:JVOAD)分科会セッション4-G:東北六県防災に取り組む担い手の交流会」をオンラインにて開催いたしました。

参加された方からは、東北の様々な団体の取組を知ることができたこと、参加者同士の交流があったことにご満足いただけたようでした。「東北での防災ネットワークは必要だと思いますか?」という投げかけには全員が「必要だと思う」と回答されました。みちのくデザインとしても東北のネットワークづくりに力を入れていく必要性を改めて感じています。また、東北以外の地域からの参加者が多かったのが非常に印象的でした。東日本大震災の復興に関わられた方がほとんどで、東北への注目度の高さも改めて実感いたしました。東日本大震災から11年以上が経ち、関心を寄せてくださる方が徐々に減って行っているのが現状です。しかし、東北の復興にはまだまだ多くの時間とたくさんの方の力を要します。当時から関わってくださった方々に東北の現状を今一度お伝えすることで、今どのような支援が必要なのかをご理解いただき、引き続き復興の一助となっていただけるようコーディネートすることもみちのくデザインの役割と捉え、引き続きこのような場づくりや情報提供を行ってまいります。

【開催目的】

自然災害の頻発化、広域化に伴い市町村単位、県単位だけのつながりだけでなく、東北という単位でのつながりが必要とされています。コロナ渦の中で、移動の難しさなども重なり地理上においても必要性は高まっています。まずは、東北の中でどんな方々が防災、減災の活動の担い手なのか、お互いを知る事と、災害に備え日常からどんな活動を行うのかを学び合う交流会を開催します。参加者に合わせたテーマや地域でのグループワークによる交流を予定しています。東日本大震災からの復興過程での知見として、ネットワークとコーディネーターの機能についてご紹介させて頂きます。

【プログラム】

>東日本大震災から得られたコーディネート、ネットワークの知見
・葛巻徹 みちのく復興・地域デザインセンター

>登壇者ディスカッション 今後の災害への取り組みについて
・遠藤智栄氏 地域会社デザイン・ラボ
・真壁さおり氏 みやぎ災害対応円卓会議(みやまる)
・天野和彦氏 一般社団法人ふくしま連携復興センター
・瀬川加織氏 いわてNPO災害支援ネットワーク

>テーマ別交流
1回目:災害に備えて平時から取り組んでいること、取り組みたいこと
2回目:東北で取り組みたいこと