『東日本大震災からのより良い復興の実現と持続可能な市民社会のためのテーマ別アクション提案』を公開しました

『東日本大震災からのより良い復興の実現と持続可能な市民社会のためのテーマ別アクション提案』の公開について

 東日本大震災から10年が経過しましたが、被災地域の現状は、発災から現在まで継続している課題のみならず、時間の経過により表出した課題も少なくなく、10年という区切りでは復興に線を引ける状況ではありません。

 みちのく復興・地域デザインセンターでは、昨年度復興庁被災者支援コーディネート事業内検証において、株式会社三菱総合研究所からの委託を受け、『東日本大震災からのより良い復興の実現と持続可能な市民社会のためのテーマ別アクション提案』をとりまとめてまいりました。この度、とりまとめた内容について公開させていただきます。この「アクション提案」は、事前アンケートを含む対話型ワークショップ、深掘りワークショップにご参加いただいた皆さまのご意見、提案書に対していただいたwebフォームでのご意見、また、復興庁被災者支援CDN事業の採択団体、同事業有識者アドバイザリー会議でのアドバイザーの皆さまからいただいたご意見などをもとに作成いたしました。

 この「テーマ別アクション提案」は、ひとつの団体・主体がすべてを行わなければいけないというものではなく、それぞれの活動の中で実践可能な「テーマ別アクション」を行うことにより、個人・組織・地域でのそれぞれの活動が、地域の持続可能な社会資源として、地域の課題解決につなげられることを目的としています。

 みちのく復興・地域デザインセンターにおいて取り組めるアクションについては、今年度以降の活動の中で取り組んでまいります。

 今回の提案が、東日本大震災から10年が経過した後の東北について、広く考える、議論の起点となり、これからのそれぞれの地域での活動の一助となれば幸いです。

※本事業は令和2年度復興庁被災者支援コーディネート事業により実施しました。

本提案に関するお問い合わせについては、下記よりお問い合わせください。

【本提案に関するお問い合わせ】

 一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター (担当 栗原)

 電話  022-797-6708   Fax 022-797-6788

 Email info@michinoku-design.org