【イベント情報共有】3.11の今がわかる会議2022

【イベント情報共有】3.11の今がわかる会議2022

東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)主催のイベント情報を共有いたします。

今年度も東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)では、
3.11の今がわかる会議を開催します。

テーマはそれぞれ、以下の通りとなります。
・テーマ1:地域コミュニティの現在地〜11年目の現状と課題〜
・テーマ2:復興まちづくりの現在地〜11年目の現状と課題〜
・テーマ3:福島県沿岸部の現状と課題とは〜避難指示解除後の大熊町の今は〜
※テーマは3現在調整中のため、今回の案内と申込みはテーマ1と2になります。
 また、テーマ3は、3.11の今がわかる会議と合わせて視察ツアーを行う予定です。

東日本大震災から11年強が経過しますが、現地はどのような状況にあり、どのような
課題を抱え、どのような取り組みが行われているのかを知る機会にもなります。
コロナが落ち着いた今、みなさまが改めて、現地に足を運ぶきっかけになればと考えています。

みなさまからのご参加をお待ちしております!

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3.11の今がわかる会議2022の概要
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■趣旨
「考える」
  岩手、宮城、福島で活動されている団体の取組事例から11年経過した
  東日本大震災の現状と課題を知り、これからをともに考えます
「関わる」
  改めて、東北の課題を日本が抱える課題と捉えて、東北に関わる
  きっかけづくりをともに考えます

■開催日時
◯テーマ1:2023年1月15日(日)13時−16時
◯テーマ2:2023年1月29日(日)13時−16時
※テーマ3は、3.11の今がわかる会議を2023年2月11日(土)13時-16時に、
 視察ツアー(福島県沿岸部)は2023年2月12(日)に開催します。

■テーマ1:地域コミュニティの現在地〜11年目の現状と課題〜
震災から11年が経過した被災地の地域コミュニティは、住民が帰還し
コミュニティ形成をこれから始めるところ、様々な支援が入りながらも
コミュニティが形成されていないところ、形成されたコミュニティが
解散してしまったところ、コミュニティの運営を持続可能な体制へ転換
するフェーズにきているところなど一様ではありません。震災でゼロから
始まった地域コミュニティづくりの現状と課題を、岩手、宮城、福島の
現場の方からお聞きします。

■テーマ2:復興まちづくりの現在地〜11年目の現状と課題〜
東日本大震災から11年目が経過し、被災地では人口減少、高齢化、
若者の減少による担い手不足や基幹産業衰退、関係人口の創出、
地域活力の発掘などまちづくりにおいてさまざまな課題が挙げら
れており、まちの賑わいを取り戻すために一からまちづくりに
取り組む地域も多くあります。復興から今、そして将来のまちづくり
に取り組む方々に被災地の今の現状をお話いただき、皆様と一緒に
考えていきたいと思います。

■参加概要
・参加方法:オンライン(Zoom)による参加
・参加対象:東日本大震災に関心のある方/東北に関わりを持たれたい方
・参加費 :無料
・申込方法:次のURLからお申し込みください
      https://jpn-civil.net/2014/blog/2022/12/3112022.html

■プログラム ※テーマ1、2共通
1.開会
2.登壇者の取組報告 ※登壇者は裏面
3.パネルディスカッション
3.参加者と登壇者の意見交換
4.岩手と宮城で活動する団体紹介
5.閉会

■主催:東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)
■協力
・NPO法人いわて連携復興センター
・一般社団法人みやぎ連携復興センター
・一般社団法人ふくしま連携復興センター
・一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター
■助成:復興庁コーディネート事業


■登壇者
テーマ1
<岩手>
黄川田 美和氏(NPO法人陸前高田まちづくり協働センター)
「地域づくり」「まちづくり」に関わる活動をしています。この分野に
足を踏み入れることになったきっかけは、東日本大震災でした。職を
失い市の臨時職員を1年間務める中で、中間支援という言葉は知りませ
んでしたが必要性を感じ「地域づくり」「まちづくり」は「誰かがやって
くれるもの」ではない事に気付き今があります。

大和田 智一氏(株式会社寿広)
陸前高田市生まれ、立正大学を卒業後、関東で生活をしていたが、震災を
機に帰郷。帰郷後、障がい福祉事業所へ勤務し、障がい福祉分野の復興
事業等へ携わる。その後、障がい者の就労支援等に従事。2019年より現職。
陸前高田市の市営住宅管理業務を行っている。

<宮城>
小野 竹一氏(東松島市あおい地区 会長)
震災により東松島市大曲浜地区の自宅を失う。矢本運動公園西地区の
自治会長となり、笑顔や元気を取り戻せるコミュニティづくりに奮闘。
2014年5月より東松島市あおい地区まちづくり整備協議会会長として、
防災集団移転のおける住民同士の話し合いを進める。2016年4月にあおい
地区内の3つの自治会を横断する組織、あおい地区会を設立し、会長となる。

<福島>
池崎 悟氏(社会福祉法人 浪江町社会福祉協議会)
福島県双葉郡浪江町出身。町内で自動車整備工場を経営し生計をたてるも、
震災による全町避難となり事業継続を断念。生活の為、2011年5月に浪江町
役場臨時職員となり、8月から当初は雇用創生の一環でもある生活支援相談員
として社会福祉協議会へ。臨時から常勤を経て、2013年に正規職員となり現在に至る。

テーマ2
<岩手>
古谷 恵一氏(一般社団法人マルゴト陸前高田)
神奈川県横浜市出身。所属していた大学のアカペラサークルの活動で、震災前
2008年から陸前高田市を訪問。震災後は、関東の教育会社にて約5年間働きながら
定期的に同市を訪れ、「もっと陸前高田のことを知りたい、もっとたくさん人にも
知って欲しい」という思いが強くなり移住。現在は、観光や研修の受入れを行う仕事に従事。

<宮城>
高橋 由佳氏(一般社団法人イシノマキ・ファーム 代表)
精神保健福祉士・職場適応援助者(ジョブコーチ)、日本ファンドレイジング
協会准認定ファンドレイザー。2011年、こころの病を持つ人たちの就労・就学支援を
行うNPO法人Switchを設立。16 年には、「ソーシャルファーム」を理念とした
就農支援の同法人を設立し、石巻市北上町で農業の担い手育成を行う。
また2022年7月より石巻市内にブルワリー(イシノマキホップワークス)をスタートした。

<福島>
山根 辰洋氏一(一般社団法人双葉郡地域観光研究協会 代表)
東京都出⾝。東⽇本⼤震災をきっかけに2013年双葉町に委嘱職員として参画。
2016年に双葉町民と結婚し、支援者から地域を創る当事者として、生業(人生)
を通じた地域再生を目指し独立。2019年、観光産業、交流・関係人口創出を
通じた地域再生を目指す、⼀般社団法⼈双葉郡地域観光研究協会(F-ATRAs)を設⽴。
双葉町議会議員も務める。

3.11の今がわかる会議_チラシ